BAS-IPリーダーがICTアクセスコードとの互換性を確認
BAS-IPは、自社のカードリーダーがICTアクセスコードと完全に互換性があることを確認しました。この統合により、シームレスで信頼性の高い動作が可能となり、UIDの読み取りと暗号化されたデータの読み取りの両モードをサポートし、Wiegandインターフェースを介してデータを転送します。
詳細
BAS-IPカードリーダーがICTアクセスコードとの互換性テストに成功し、商業施設や企業のアクセス制御システムで使用できるようになったことをお知らせいたします。
サポートされるカード規格には、Mifare Ultralight、Mifare Classic、および Mifare Plusが含まれます。リーダーは、UIDの読み取りと暗号化されたデータの読み取りの両モードで動作します(Mifareプロファイルを使用してカスタマイズ可能)。データはWiegandインターフェース(標準の34ビット、または必要に応じて拡張58ビットフォーマット)を介して送信されます。
この互換性が解決する問題:
- コードとリーダー間の統合上の問題を解消します。
- カスタムアダプテーションやファームウェアの変更に伴うリスクとコストを削減します。
- 事前テスト済みの構成プロファイルにより、システム展開を加速します。
- リーダーごとに最大5つの設定可能なMifareプロファイルを提供し、柔軟性をもたらします。
インテグレーターとプロジェクトの主な利点:
- より迅速かつ容易なプロジェクト統合。
- 標準UIDと暗号化された企業クレデンシャルの両方をサポート。
- アクセスパネルおよびコントローラーへの信頼性の高いWiegandデータ転送。
- 標準のBAS-IPツールを使用した簡素化された構成とデバッグ。
技術概要:
- リーダーモデル: BAS-IP BME-04
- ファームウェアバージョン: 30.04以降
- ポートされるカード: Mifare Ultralight / Classic / Plus
- モード: UID読み取り、暗号化データ読み取り
- インターフェース: Wiegand(34ビット; オプションで58ビット)
アクセスキーの取得
暗号化されたセクターの読み取りキーとICTコードのサイトコード(site codes)を受け取るには、ICTテクニカルサポートにお問い合わせください。
BAS-IPリーダーまたはパネルの設定に関してサポートが必要な場合は、弊社のサポートチームが喜んでお手伝いいたします。